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どうやったらよいものが作れるか

STUDIO

ヒトとは何者か。私は人の肉体という具体的な対象だけでなく、人間の発生そのもの、社会の起源、概念にも興味がある。ヒトはいつから ‘ヒト’ になったのか。ヒトたらしめるものは何なのか。人類学者レヴィ=ストロースは 言う「人類の思考は、最初から完成されていた。人類が人類となったときに作られた脳の構造を、私たち現代人もいまだに使って思考している」私は、さらなるヒトの美しさを求めて、実験的に模索しながら学問のよう に追求していく。デザイン、生地、生産体制、販売、感触、環境、、、。あらゆる段階で試行錯誤を繰り返す。 その先にある、独自に美しさを纏い、個とりどりの風景を目指して。関わる全ての人を心地よく、存在を開放できる世界になることを強く願っています。

Pholosophy
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ニットと学問

knitology_sketch
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デザイン、技術、生産体制、販売、
環境、肌触り、触感、人間工学
あらゆる角度から
ニットを通して考えていく。

Technology

KNITOLOGYはアトリエに編機を所有しています。
クオリティを追求できる環境で、こだわり抜いた一着を仕上げます。

machine
work wear

こだわり抜くためのアトリエ環境

デザイナー自らCAD(ニット機を作動させるためのプログラム作り)を操り、そのCADデータを自社で所有するニット機を使い編み、日々新製品の開発をしています。これは、ニット製品の開発は編み機での試作が非常に重要であり、どのぐらい機械上の限界値まで調整をかけられるか、が最終製品のクオリティを左右させるからです。素材やニット技術の模索に可能な限り時間をかけ、妥協のない物づくりを目指し、デザイン、素材開発、編みサンプル、量産データの製作まで全てアトリエで行うことで「実験的に模索し、ニットを学問のように研究していく」ことを実現しています。

work wear

基本を実直に「美しい目面」

KNITOLOGYの編み立てる生地で大切にしているのが、「目面」という言葉です。目面とは、目の揃った表面生地の状態を表しています。この目面が美しく整っていることは、生地表面を滑らかにし、高級感と、素材の強さをもたらしてくれます。そしてSTOLL社の機械は目面がとても美しく編むことができます。凝った技術を使っているわけではなく、とてもシンプルで針の間隔や機械の微調整を繰り返した基本的な技術を徹底的に追求しています。

work wear

見えない部位へのこだわり

美しいフォルを作るために、従来のニット製品に比べてパーツが多い構造になっています。生地をハサミでカットする裁断を行わず、1パーツ1パーツ時間をかけて形通りに編み上げる「成形」という技術を全面的に駆使しています。この「成形」は通常の編み時間の数倍時間のかかる繊細な編み作業になります。端に耳となる部分を作りロックミシンなどの処置を省くことで、縫い代を極限まで細く仕上げることができます。シンプルな処理により、組み立てた時にスッキリと美しいシームラインが現れ、着用した時ごわつかず、表面も美しく保つことができるのです。ほんの小さなことだけど、妥協を許さず時間をかけて丁寧に作成しています。

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