PHILOSOPHY

誰かのためにデザインすること

 

私は(鬼久保)ファッションの大学を卒業後、日本の大学院へ進学し
’皮膚感覚が人間に与える影響’ について研究しました。

そもそもなぜ、ファッション畑にいた私が全く違う学部へと進学し、
やったことも無い人間工学、感性工学を学ぼうと思ったのか、、、

『’装う’こと』の回にも書いたのですが、

大学時代ファッション業界に悶々とし、ホームレスの問題を違う視点で考え、
「社会問題に対して私ができることはなにかないか、、」と考えていました。

その頃イギリスにあるニットデザイン会社でインターンをしていたのですが、何気なく同僚の一人が
「自分のパートナーは生まれつき身体が少し悪く、身体の形が左右非対称で似合う洋服を探すのにとても苦労する」
という相談をしてきました。

それをきっかけに、洋服で苦労している人って世の中に沢山いるんじゃないのかな!?
と思うようになり、それから福祉の現場のファッションやアイテムのデザインを調べるようになり
知らないうちにのめり込んでいきました。

こんな人にはこのデザインがいいんじゃないのかな、

このアイテムがあったら、もっと使ってもらえるんじゃないかな、、

考えれば考える程アイディアが湧き出てきて、とにかくデザインが心の底から楽しくてたまりませんでした。
その時に はっ と気づきました。

「ああ、デザインを必要としている人にデザインする事が、私がデザインをやる意味もあるのかもしれない。」

それ以来、デザインが行き届いていな現場にデザインを届けたい!少しでもデザインで人を美しくしたい!
デザインで笑顔を作りだい!

それが、KNITOLOGYがデザインをする意味の根源です。

まだまだ福祉や医療の現場にはデザインが行き届いていない現状があります。
そんなマスマーケットでは行き届かない現場にKNITOLOGYはデザインを届けて行きたいです。

( *福祉:  養護施設、老人ホーム、
(*医療:  入院患者、身体が不自由な方、疾患により通常の洋服が合わない方 etc….)

洋服は素晴らしい力を持っています。
布の触り心地は沢山のよい効果があります。

微力ながらも持っているアイディアと知識を活かし
一人一人に一つ一つニットを届け生活を心地よくしていきたいです。