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生地について

STORY. 04

私の考える最高のニット生地

適材適所

最高のニット生地とはどんな生地なのだろうか。

カシミヤなのか。
コットンもあれば、シルクもある。
人間の技術を駆使して作られた化繊だって、
メンテナンスなどの天然素材だけでは出せない良さがある。

では何が一番だと言えるのか。。。

それは ’それぞれの素材’ が一番になれるのではないだろうか。

用途に合わせて最も適している糸や編み技術を使い
デザインや着用シーンに合った生地に仕上げられた生地

適材適所。

そのデザインやオケージョンにとって、最も合う素材であることが一番ではないだろうか。
だから、デザインによってはどれもが一番になれる。
やはりそれが最高の生地となるのではないだろうか。
デザイナーはそう考えている。

安いから悪い素材、高級だから良い素材。ではなく、
そのデザインが最も美しく表現でき、
着心地が良い。

それが最高の素材なのではないだろうか。

textiles

身の周りにある適材適所って?

例えば、登山グッズを思い出して欲しい。
ニットの代表的アイテムである靴下。

登山で使用する靴下はウール製もしくは化繊のポリエステルなどが多い。
これにはきちんとした理由がある。

過酷な環境の下
長時間な歩行と寒冷地による末端の冷え。

普段生活している中で考えてもあまりピンとこないかもしれない。
しかし、過酷な環境の中では生死を分けるほどの刺激となりうるのだ。

長時間歩き続けると足は大量の汗をかいてしまう。
コットン素材では速乾効果が薄く、ずっと湿ったまま、さらに重たく
ずっと蒸れた状態が続いてしまう。
これらは靴づれや足の末端の凍傷など、生死を分ける致命的な症状の原因となってしまう。

これらを少しでもやわらげるために登山用靴下は
ウールなど保温性が高く、吸湿速乾効果、通気性、軽量性、クッション性が優れている素材が使われているのだ。

繊維学

繊維の構造が用途を決める!?

そもそもなぜウールは登山用靴下に適している保温性や吸湿速乾機能が優れているのか。
それはウールを顕微鏡で見た時の繊維構造が影響している。

皆さん一度は見たことがあると思うが、(シャンプーのCMなどで)
髪の毛を顕微鏡でアップして見た時、キューティクルといわれている鱗のようなもので覆われているのを覚えているだろうか。

そのキューティクルと同じもの’クチクル’と呼ばれるものがウールにはあり、
水をはじいたり、クチクルが開閉して水分を蒸発させてりと呼吸のようなことをしている。
クチクルの内部には水を吸収する性質があり保湿したり保温効果があったりと、とても素晴らしい働きをしている。

このように、生地から糸、糸から繊維 とミクロに遡って行くと、
いろいろな構造の違いや特徴があり
結果、生地になった時にその生地の特性で着用や使用される場面が変化してくるのだ。

探れば探る程、やっぱり面白い世界です。

話はそれてしまったが、

このように、私たちの身の周りには数え切れない程
適材適所が考えられて製品となっている。

KNITOLOGY の製品も
一番良いというものを一つに限定するのではなく、
それを使用する人やシーンやデザインにとって
最も合う素材を吟味して生地開発をおこなっている。

KNITOLOGYのニット生地

現在出している商品の生地
それはキメが細かく、滑らか。
伸縮性に富んでいて、動きやすい。
張りがあって、美しい形を維持できる。
防臭抗菌効果で、メンテナンスしやすい。

毎日着て欲しい。
動きやすくあってほしい。
美しく見せて欲しい。
たくさん着て欲しい。

そんな思いに最も適した素材を使い、ワークウエア にとって最高の生地に仕上げました。